遂に発売されたNintendo Switchの期待のタイトル【スプラトゥーン2】。
スイッチユーザーの私も当然予約していましたが、これを機にスイッチを購入したという人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなNS大人気ソフト、スプラトゥーン2のレビューです。
目次
スプラトゥーン2ってどんなゲーム?
タイトル | スプラトゥーン2 |
ジャンル | TPS(サードパーソンシューター) |
発売日 | 2017年7月21日 |
定価 | 6,458円 |
発売元 | 任天堂 |
対応ハード | Nintendo Switch |
任天堂 2017-07-20
売り上げランキング : 4
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スプラトゥーン2は2015年の5月28日にWii Uで販売された大人気タイトル「スプラトゥーン」の続編となる作品です。
2の説明の前に前作がどういったゲームなのか簡単にお伝えすると、基本はいわゆるTPSですがそこに陣取りとモード切り替え(イカ⇔人)による戦略性を足した非常に面白い対戦ツールとなっています。
TPSやFPSといったシューターが苦手な人でも、壁や地面を自軍のカラーで塗りつぶせば活躍できる為敷居が低くなり、それによりこれまであまりシューターをプレイする割合が少なかった子どもや女性を取り込むことに成功し、大ヒットとなりました。
2はそんなスプラトゥーンに新たな武器や要素を追加してパワーアップした、正当な続編となります。
中でも注目なのは”サーモンラン”と呼ばれるco-op(共闘)モードです。
これは対戦モードかヒーローモード(キャンペーン)しか無かった前作で非常に要望の高かったモードの一つで、本作で念願の実装となりました。
内容としては迫りくるコジャケ(ザコ敵)を倒しつつオオモノシャケ(ボス敵)を倒し、イクラや金イクラといった素材を回収して3WAVE生き残るといったものです。
クリアすることでサーモンラン限定のアイテムなどがもらえるので、繰り返しやり込める要素もあるモードとなっています。
その他にも新武器やスペシャルの一新、60FPS対応やNintendo Switchの特製を活かして外出先でもプレイできるなど、沢山の魅力が詰まったタイトルがスプラトゥーン2なのです。
スプラトゥーン2を実際に遊んでみての感想
ではそんなNintendo Switchの期待のタイトル、スプラトゥーン2を実際に遊んでみての感想をレビューしたいと思います。
私はダウンロード版をAmazonで購入しましたが、DL版のメリットとしてパッケージ版より1日早い20日からプレイすることが出来ました。
よってプレイ時間は本日25日まででおよそ1週間程度となります。この記事を書いている現在ランク15です。ちなみに前作は未プレイ。
Proコンメインですが、携帯モードでも遊びましたのでその感想も書きたいと思います。
ヒーローモードは操作を覚える以外にも仕掛けがあって面白い
まずはヒーローモードです。
これはいわゆるキャンペーンモードの様なもので、1人でプレイするものとなります。
基本的には各武器の使い方やキャラクターの動かし方やテクニックなどのチュートリアル的なモードです。
しかし、操作を覚える以外にもゼルダやマリオのようにマップ上に様々な仕掛けが有り、それをクリアすることで特典が得られる謎解きのような要素があって楽しいです。
またヒーローモードをクリアすることで使用可能になる武器や装備もある為、前作をプレイして操作に慣れている人でも楽しめるモードとなっています。
サーモンランは協力プレイが純粋に楽しい
続いて新要素のサーモンランについて。
こちらは4人で協力して目標をクリアするタイプのco-opモードです。
武器や装備は専用のものが用意され、WAVEが切り替わるごとにランダムで決まります。
なので、ある程度ヒーローモードで各武器の扱いに慣れてからのほうがより楽しめると思います。
前作には無かった協力プレイとのことですが、やはり対戦と違って協力プレイは負けてイライラするような事がなく、逆にナイス!と励まし合ったり協力してクリアすることが出来ると非常に嬉しいものがあります。
こういう点はスプラトゥーン2に限らず協力プレイをするゲームの魅力ですよね。
更にクリアすることで限定の装備やアイテムが貰えるだけでなく、一応”バイト”という設定の為かお金が貯まりやすいのもポイントです。
お金は対戦で使うための武器や防具を買ったり、装備への特殊効果の取付け/取外しに使用したりと重要な要素なので、これはとても嬉しいですね。
なのでヒーローモードや対戦ばかりではなく、このサーモンランを楽しむ事がキャラクターを強化する為のコツとなっています。
ただ、サーモンランはいつでも好きなときに遊べるといったものではなく、オンラインで遊ぶにはスケジュールが設定されており、遊べるのはイベントが開催されている日時だけとなります。(といっても頻繁に開催されてはいるんですけどね)
オフラインで遊ぶ場合には2台以上Nintendo Switchとスプラトゥーン2を持ち合えば可能ですが、Nintendo Switch自体の出荷台数が少ない現在はなかなか厳しいかもしれません。
ちなみに筆者は知り合いにSwicthユーザーが2人いますが、二人共スプラトゥーン2を持っていないのでオンラインじゃないと遊べません(悲)
やっぱり対戦が一番アツい!気軽に参加できるのも○
ヒーローモードもサーモンランも、良く出来たゲームモードです。
しかし、やっぱりスプラトゥーンシリーズの魅力は対戦!ナワバリバトル!!
ということで続いて対戦モードの感想を書きたいと思います。
対戦モードにはシューターで言うクイックマッチ・パブリックマッチにあたる”ナワバリバトル”と、ランクマッチにあたる”ガチバトル”、そしてペアを組んで戦う”リーグマッチ”の3種類が存在します。
基本となるナワバリバトルでは、ランクやレートの関係を無しに(多分)ランダムで8人マッチングされて対戦がスタートします。これが非常に楽しい!!
ランクやレートがバラバラなので初心者から上級者までごちゃまぜな状態で対戦するため、慣れないうちは敵が倒せずやられることも多いでしょう。というかやられるばかりかもしれません。
しかし、そんな初心者でも活躍できるのがスプラトゥーンです。
基本ルールは陣地の取り合い(塗り合い)で、敵を倒すことはその過程に過ぎません。
なので慣れないうちは無理に倒しに行こうとせず、味方にくっついてサポートしたりフィールドを自チームのカラーに染めまくれば初心者でも活躍することが出来ます。
また、ランクマッチと違い勝っても負けてもレートが変動することはないので、安心して参加できます。
私は前作が未プレイなので前作との比較が出来ませんが、上述したような要素があるので下手でも楽しく遊ぶことが出来ました。
あと1バトルが3分なので、ちょっと対戦したいなと思ったときに気軽にサクッとプレイできるのも大きな魅力です。
続いてガチマッチですが、何度かやってみましたが初心者にはキツかったです・・・。
一応ルールとしてはヤグラを相手陣地まで運ぶペイロードのようなガチヤグラと、指定された一部のエリアだけを塗り合う(キャプチャーする)キング・オブ・ザ・ヒルのようなガチエリア、そして強力な武器であるホコを奪って指定の場所まで運ぶフラッグのようなガチホコの3種類です。
これらはスケジュールによって遊べるモードが変わるのですが、どれをやってもほぼ勝てない!(笑)
というか発売して間もない為か、一番下のレート(C-)でも恐ろしく強いプレイヤーたちばかりなので、しばらくは前作を遊んだ人以外はやらないほうが良いかもしれません。
「俺は最初からガチマッチだけやって修羅場をくぐり抜けてやるぜ!」というマゾ猛者の人意外は大人しくナワバリバトルへ行きましょう。
最後にリーグマッチですが、こちらはフレンドとペアやチームを組んで同じく別なフレンドチームと対戦するといったモードですが、スプラトゥーン2を持っているフレンドがいない私には遊べないモードでした・・・。
内容としてはガチマッチと同じルールで対戦し、勝てばランクが上がって(ガチマッチとは別のもの)、報酬としてメダルがもらえるようです。
メダルは特に使いみちはなく、どれだけ勝っているかの目安となるトロフィーのようなものだそう。
まぁ、しばらく遊べなさそうな私には関係ないモードでした。
とりあえずランクマッチとリーグマッチはガチンコなのでキツイですが、ナワバリバトルは手軽に参加できて初心者でも楽しめるので、とても良かったです。
1戦1戦がテンポよく進むので、気がつくとついつい長時間遊びすぎてしまいます。
様々な装備品でコーディネートが楽しめる
スプラトゥーン2は装備品として様々なアイテムがありますが、それらを使って自分のキャラクターをコーディネートするのも楽しいです。
一応装備には様々な特殊効果が付いていたりしますが、極端にバトルに影響するようなものではなく、またランクが上がってくると特殊効果を移植したりも出来るので、気軽に服装を変えることが出来ます。
このシステムですが、スプラトゥーンは他のシューターと違って若い人や女性の利用者が非常に多いので、凄く上手いシステムだと思いました。
ネットゲームやスマホゲームでは定番となっているこういったアバター着せ替え機能は女性ユーザーには特にニーズがあるので、さすが任天堂わかってるなぁといった感じです。
ちなみにスプラトゥーン2に対応したamiibo(任天堂が販売しているゲームと連動するフィギュア)を使用することで、限定の装備も入手できます。
特に人気のある女子高生風の装備が手に入るのは”ガール”のamiiboです。この装備はズルい。(笑)
任天堂 2017-07-21
売り上げランキング : 15
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ジャイロ操作は慣れるまで大変だが慣れると強力
スプラトゥーンシリーズの他のTPSとの大きな違いの一つに、その特徴的な操作があります。
これはジャイロセンサーを利用してAIM(敵を狙うこと)が出来るもので、スプラトゥーン2でもデフォルトでこの機能が有効になっています。
もちろん解除して右スティックだけでAIMするようにも出来るのですが、ジャイロ操作はONのままがオススメです。
というのも、右スティックだとどうしても性格に狙うのに時間がかかり、またAIM中は親指が使えないので同時にボタン操作ができないという欠点があります。
しかしジャイロ操作でAIMすれば右手が自由に使える為、例えばジャンプしながらAIMも出来るし、慣れるとAIMの速度も右スティックで狙うのとは大きな差が出てくるようになります。
よって最初は大変ですが、スプラトゥーン2で活躍したいのであれば是非このジャイロ操作に慣れるよう頑張ってみて下さい。
ちなみに筆者は大きな視点移動は右スティックで、敵をほぼ中央に捉えてからはジャイロ操作で微調整して狙うようにしています。
携帯モードだとジャイロ操作がちょっと疲れる
さて、実際にプレイした感想の冒頭で記載したように、私はProコンを持っているので自宅にいるときはProコン、外出時は携帯モードでプレイしています。
ジャイロ操作での感度設定などはそれぞれ個別に設定できるのですが、やはり携帯モードだとコントローラ+本体のセットになっているので、ちょっと重くて疲れます。
また、TVモードと違って画面ごと直接動かす形になるので、AIMの間隔もちょっと変わります。
なので私は外出時は対戦はせず、ヒーローモードかサーモンランだけやるようにしています。
対戦をやるとしてもガチマッチは絶対にやりません。(家でも全然やってないですが笑)
個人的には外出時以外はやっぱりProコンでのプレイをおすすめします。
スプラトゥーン2の感想まとめ|こんな人にオススメ!
さて、長くなりましたがスプラトゥーン2を実際にプレイしてのレビューは以上となります。
ここで改めてスプラトゥーン2の感想をまとめてみましょう。
- ヒーローモードはただのチュートリアルじゃなく仕掛け満載で面白い
- サーモンランは協力プレイが純粋に楽しい、ただし遊べる時間が決まっている
- やはりナワバリバトルが一番アツい、初心者でも活躍できる・手軽に参加できる
- コーディネートで自分だけのキャラクターを作れるのが楽しい
- ジャイロ操作は慣れるのが大変だが慣れると強力
- 携帯モードだとジャイロ操作が若干大変
まとめるとこのような感じになりました。
一言でいうなら、スプラトゥーン2は間違いなく神ゲーですね。
前作未プレイで購入しましたが、買ってから1週間ほどスプラトゥーン2しか遊んでいません。
やはり他の一般的なシューターとは違った魅力が沢山詰まっていて、初心者から前作プレイ済みの上級者まで幅広く楽しめるのが良いと思います。
これらを踏まえ、スプラトゥーン2がどんな人にオススメなのかといえば、
- 前作スプラトゥーンを楽しめた人
- 対戦ゲームが好きな人
- 協力プレイが好きな人
- 着せ替えが好きな人
- というかNintendo Switchを持っている人
このような人にオススメです。
”このような人”というか、もう最後に書いてしまいましたが個人的にはNintendo Switchを持っている人全てのユーザーにおすすめしたいタイトルです。
感想で書いたように、スプラトゥーン2はTPS初心者・上級者や年齢・性別問わず非常に多くの人が楽しむことが出来る優良ソフトとなっていました。
スプラトゥーン2効果でスイッチ本体や周辺機器の売上も伸びているようで、間違いなく主力タイトルの一つになったと言えるでしょう。
それとスプラトゥーン2に限らず、対戦系のゲームはダウンロード版をおすすめします。
ダウンロード版のメリットとして、
- パッケージ版より1日早くプレイできる
- ソフトを入れ替えなくて良い
- 起動や読み込みがパッケージ版より早い
- パッケージ版より価格が安い(Amazonだと他のソフトが500円引きになるキャンペーン等もある)
- My Nintendoのポイントが勝手に追加される(パッケージ版は手動入力)
上記のようなものがあります。
ゼルダなどのようなオフラインのゲームはクリア後に遊ばなくなることが多いですが、スプラトゥーン2のような対戦ツールは長く遊ぶことが想定されるので、個人的にはダウンロード版が良いと思います。
逆にオンラインのモードがなく、ソロで遊ぶタイプのゲームはクリア後に売ったり出来るようにパッケージ版が良いでしょう。
何れにせよオンラインで遊ぶには2017年中は無料(2018年から有料)なので、気になっているのであれば非常に盛り上がっている今買っておくのが正解です。
任天堂 2017-07-20
売り上げランキング : 4
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