本日1月26日、ゲーマー待望の大人気タイトル”モンスターハンター(モンハン)”シリーズの最新作、【モンスターハンターワールド(MHW)】がついに発売開始となりました!
秋葉原のゲームショップでは発売前から大行列が話題になるなど、まるでApple製品のように人気のMHW。
筆者もAmazonで予約していた分が本日無事に届いたので、早速レビューしていきたいと思います!
目次
モンスターハンターワールドってどんなゲーム?
タイトル | モンスターハンターワールド |
ジャンル | ハンティングアクション |
発売日 | 2018年1月26日 |
定価 | 9,698円 |
発売元 | カプコン |
対応ハード | PS4 |
カプコン 2018-01-26
売り上げランキング : 1
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モンスターハンターワールドは2004年にカプコンからPS2用ソフトとして発売された狩猟(ハンティング)アクションゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作です。
シリーズとしてはその後PS2でモンスターハンターGとモンスターハンター2(ドス)が販売されましたが、3(トライ)からはWiiや3DSといった任天堂ハードでの登場となっていました。
一応PS4でもモンスターハンターフロンティアというMH2のリメイクのような作品(元々PCで発売されたもの)は登場しているものの、PSシリーズの完全新作としてはおよそ12年ぶりの今作。
新たなシステムはもちろん、PS4というハードの性能を活かした最新鋭のグラフィックスも話題を呼び、発売前から非常に注目を浴びていたタイトルとなっています。
モンスターハンターワールドを実際に遊んでみての感想
では早速、まだまだ序盤ではあるもののモンスターハンターワールドを実際に遊んでみての感想を書いていきたいと思います。
ちなみに筆者はPS2の初代無印とその続編のMH2以来はプレイしていません。つまり約12年ぶりのモンハンというわけです(笑)
やっぱり印象的なのは超進化したグラフィック!
やっぱりというかさすがと言うか、まず印象に残るのが超絶進化した圧倒的なグラフィックスです。
広大なフィールドに、空気感を感じさせる天候や光・影のエフェクト。
一つ一つがちゃんと動いている草花や、まるで実写と見間違うほど美しい水の流れなどなど・・・。
フィールドだけでなくキャラクターやモンスター自体もかなり進化していて、特にモンスターの皮膚・鱗の質感は気持ち悪いくらいリアルになっています(笑)
これまでの作品に登場した見覚えのあるモンスターもより一層作り込まれているので、アプトノス(シリーズ定番の草食獣)をじっくり見回して「こいつもこんなにリアルで可愛くなったんだな~」と思いつつ、こんがり肉作成のためにバッタバッタなぎ倒していました(笑)
ちなみにモーションもより動きが細かくなり、より生物的な感じが表現できるようになっています。
私は12年ぶりということでその間のハードの進化は相当なものがあり、よっておそらく他の人よりも感動が大きかったのですが、これまでのシリーズを全てプレイしている人にとってもかなりインパクトのあるグラフィックスだったのではないでしょうか?
というのも、PS2以降任天堂ハードでの販売・・・それも3DS等の携帯機での販売がメインとなっていた為、技術はあってもどうしてもハードの性能的にここまでの映像を作り出すことは不可能だったからです。
モンスターハンターシリーズはナンバリング以外の追加要素を含めたシリーズを足すとかなり量産されているタイトルですが、どれもPS2時代からグラフィックが使いまわしのような感じで、それなりにスペックが出せるPCのフロンティアでさえMH2とほぼ同じという感じでした。
(その為、中国版のMHFと言えるMHOはフロンティアに比べてグその美しい映像から一時話題になりました)
これによりグラフィックスの進化は多くのユーザーが待ちわびていた事で、今回のワールドでそれが実現できたのは非常に大きなポイントだと思っています。
新モンスターはもちろん、捕食や縄張り争いといった”生態”が追加
モンスターハンターシリーズの醍醐味といえる巨大なモンスター達。
最新作ということでネルギガンテといった凶悪な新モンスターも追加されていますが、個人的にもっと面白いと思ったのが”生態要素”の追加です。
これまでも、例えばモンスターが弱ってくるとフラフラしながら巣に帰って眠るという行動はありましたが、今作では更に進化。
例えば新モンスターのドスジャグラスという巨大なイグアナのようなモンスターは、じっくり観察しているとよだれを垂らしながら他のアプトノスやケストドンといった草食種を捕食することがあります。
この時獲物を丸呑みにするので実際にお腹が大きく膨らみ動きも遅くなったりするのですが、更に驚くのはこの後。
お腹に獲物を入れたまま自分の巣へ変えるわけですが、そこでなんと、まるでヒナに餌を与えるように小型のジャグラスへ捕食した獲物を分け与えるんです!
※ちなみにお腹が膨らんでいる状態はドスジャグラスの攻撃力が上がっているので注意しましょう(笑)
また、多くのクエストではマップに大型のモンスターが2対以上いることが多いのですが、この時その2体が遭遇すると縄張り争いが勃発。
プレイヤーが攻撃をしなくても勝手にやりあってくれて、しかもハンターが武器で攻撃するときとは桁違いのダメージが出ます(笑)
※今作からモンスターが受けるダメージの数値を表示できるようになりました
その為、討伐対象のモンスターが強力でなかなか倒せないというときはこの縄張り争いをうまく使うことでクリアしやすくなるでしょう。
このようにモンスターハンターワールドはただ単に映像が美しくなっただけでなく、その仕草や生態系も再現されたことでより”リアル”なハンティングアクションゲームとして生まれ変わっています。
全12種類の武器は全て新要素を加わえて作り直し
モンスターハンターといえば大きなモンスターと大きな武器!ということで今作では武器もパワーアップしています。
全12種類の武器は、種類こそ旧作のMHXX(モンスターハンターダブルクロス)から増えてはいませんが、全ての武器に新しいモーションや要素を加えて調整したことで、武器によっては全く新しいもののように扱うことが出来ます。
私はMH2以来なのでそもそもスラッシュアックスやチャージアックス、操虫棍といった武器自体が初めてで興奮しているんですが、これまでの大剣やランスといった武器もタックルやなぎ払いが追加されているのでどの武器を使ってもワクワクすると思います。
個人的に気になったのは操作システムで、これまで無印と2しかプレイしていなかった筆者は右アナログスティックで攻撃するのがモンハンだと思っていましたが、ワールドでは右アナログスティックはカメラで攻撃はボタンという一般的なアクションゲームの操作感に変更となっていました。
一応3DSなどで出ているときからボタン操作になっているのだとは思いますが・・・なので慣れるまではちょっとやりにくいかもしれません。
ああ、”モンハン持ち”で視点変更していた頃が懐かしい・・・(笑)
ただ、新モーションも含めて全員がこれまでと違った操作を体験することになるのはみんな一緒なので、そこは良いと思いました。
フィールドはより広大になったがシステム改良でストレスは減少
モンスターハンターワールドではフィールドも進化しています。
広さが従来の約2倍となっただけでなく、エリアごとに高低差やギミックがあったりと特徴が出ていて冒険心をくすぐります。
しかもこれだけ作り込まれた大きなフィールドがシームレスで繋がっているのだから驚きです!
(その分クエ開始までのロード時間はちょっと長いんですけどね)
フィールドが広くなると最初は探索するのが楽しいんですが、慣れてくると移動が面倒になったりするもの。
でもモンスターハンターワールドではこのあたりもちゃんとフォローされていて、マップを開いて各エリアにあるキャンプ(拠点)を選択すれば一瞬でそのエリアまで移動することが出来るようになっています。
※ちなみにこのときに選択できるキャンプは自力で探索をすることで増えていきます。よって最初は1箇所しかありません。
フィールドの探索も迷わないように導蟲(しるべむし)というターゲットまでの道のりを光でナビゲートしてくれるシステムもあるので、自由に探索するのも、手っ取り早くモンスターを探すのも簡単に出来るようになっています。
また、新たなアクションとして”スリンガー”という左手に装備された射出装置があるのですが、これを使うことで例えば高い木にアンカーを伸ばして登ったり、装着するアイテムによっては敵を捕獲したり明かりをつけたりといったことも出来ます。
これにより広大なフィールドに上下の立体要素も追加され、かなり自由にマップを遊び回れるようになりました。
そして個人的に一番嬉しかったのが、フィールド探索での採取・採掘システムの改良です。
これまでのモンスターハンターシリーズでは、例えばハチミツを採取したければそのハチミツがある場所を見つけて覚えておかなければいけませんでしたが、今回は一度見つければマップに記載されるようになるので、場所を覚えなくても大丈夫になりました。
またこれまでは採取し終わるとそのクエストではもう入手できない仕様でしたが、今作では採取したあとも一定の時間が経過するとまた採取できるようになっています。
なので複数の採集ポイントを行き来すれば、制限時間内であれば無限に採取可能となりました。
更に、これまでピッケルや虫取り網といった消耗品が必要だったものが全て廃止され、採取と同じく採掘や虫取りも道具を使うことなく取れるようになりました。もちろんこれらも一定時間でまた取れるようになります。
探索に関する全ての作業が簡易的にまとめられているので、基本的には○ボタンを連打しながらフィールドを走り回るだけで良いわけです。これはかなり快適です。
ちなみに調合もアイテムが揃った時点で自動で行なってくれます!
ただフィールドが広くなっただけでなく、様々なフォローシステムや仕様変更によりより多くの人が遊びやすくなった素晴らしい改良だと思います。
マルチプレイは更に面白い!待望のサークルシステムも搭載
モンスターハンターといえばやっぱりオンラインでのマルチプレイが醍醐味ですよね。
今回でのマルチプレイも従来の面白さはそのままに、より楽しく遊べるように様々な改良がされました。
例えばシングルプレイヤーモードやマルチプレイヤーモードと言った区分けがなくなったこと。
これによりオンラインとオフラインの境目がなくなり、シングルプレイで遊んでいても一部のストーリー用クエスト以外はいつでも他のプレイヤーを混ぜて出発することが出来るようになっています。
もちろんよりわかりやすい集会所という多くのプレイヤーが行き交う場所もあるので、集会所に集まったハンター達と腕相撲やエモーション、そしてチャットで交流を取りながら一緒にクエストを遊べます。
初めて会った人に名刺代わりに送れるギルドカードというシステムもあり、これには自己紹介を記入することが出来る他、HR(ハンターランク)など様々な情報が記録されています。
ちなみにこの集会所は16人まで参加が可能で、PSNのフレンドを招待することももちろん出来ますよ。(ただしクエストに参加できるのは従来通り最大4人までとなっています)
また、これまでありそうでなかった待望のサークルシステムも追加されました。
これは一言で言えば他のゲームで言う”ギルド”のようなもので、主な仕様は以下のようになっています(公式サイトより引用)
サークルメンバー同士で行える要素
- サークルメンバー用の集会エリアが使用可能。
- 最大8つのサークルまで所属可能。
- サークルの最大人数は50人まで。
- サークルメンバー間で確認可能なメッセージ作成。
面白いのは8つのサークルまで所属できるということでしょうか。
他のネットゲームではこういったものは普通は1個しか所属できないのですが、複数所属できるのであれば例えば仲のいい友人が別なサークルに所属していても後から合流出来るので、より多くの人と一緒に遊べる機会が増えると思います。
以上のようにモンスターハンターワールドではマルチプレイのシステムに更に力が入っており、コミュニケーションをより重要視したゲームとなっている印象を受けました。
モンスターハンターワールドの感想まとめ|こんな人にオススメ!
ということでゲーマー待望のモンスターハンターワールドをレビューしてみました。
ここで改めてモンスターハンターワールドの感想をまとめると、
- まるで実写!念願のグラフィックス超進化
- モンスターの生態がうまく再現されていてよりリアルに
- 全部期に新モーション追加でワクワク、ただし慣れが必要
- フィールドはより広大になって探索システムも快適
- マルチプレイはより楽しく、よりコミュニケーションを重視した内容に
以上のようになりました。
またこれらを踏まえた上でモンスターハンターワールドは以下のような人にオススメです。
- アクションゲームが好きな人
- みんなで協力して巨大な敵を倒すのが好きな人
- ハクスラのように装備を成長させていくのが好きな人
- 最新のグラフィックスを堪能したい人
- 過去(特にPS2時代)にモンハンをプレイしたことがある人
これまでのモンスターハンターシリーズももちろん面白かったのですが、モンスターの強さや操作性などシステム的にストレスが溜まる部分があり、決して万人向けというものではありませんでした。
しかしモンスターハンターワールドはこれらの点が改良されてとても遊びやすく生まれ変わっているように感じました。
よって個人的にはすべての人にオススメしたいタイトルとなっています。
特にPS2時代にモンハンを遊んだことがあり、その後の量産でやる気がなくなった人たちに遊んで欲しいですね。
良い意味で期待を裏切ったタイトルになっているのは間違いありません。
ちなみにここでひとつ。
超面白いモンハンワールドですが、このゲームを更に快適にするにはSSDの導入をオススメします。
筆者もモンハンの為にSSDを導入しましたが、ロード時間が大幅に短縮されてノンストレスになりました!
詳しくは以下の記事で紹介しているので、是非一緒に読んでみてください。
モンスターハンターワールドを一言で言えば超神ゲー!!です。
これから更に様々なイベントや追加要素があると考えると、非常に楽しみです。
できれば年末に来てもらえると正月休みにじっくり遊べたのでもっとよかったんですが・・・(笑)
とりあえず仕事に影響が出ないようにうまく時間を取りながら楽しんでいきたいと思います!
でも今日は徹夜でやるぞおおおおおお!!!
久しぶりで楽しみにしていたということもあってかなり長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
カプコン 2018-01-26
売り上げランキング : 1
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